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<こいつら・・・いい加減にぃ!> <しつこい!> スティングとクロトは、かなり追い詰めれていた。バッテリーを大量に消費してしまったため フルスピードでかっとばせない。そのためダガーLはともかく、戦闘機やウィンダムを一気に引き離してしまえないのだ。 予定では、追撃があればわざとギリギリの速度で飛んで誘いアビスとフォビドゥンと共に叩く予定だったのだが そんな余裕はまったくない。とにかく、ウィンダムのビームだけはと、必死で機体を振る。 爪で運ばれている機体の中のオルガとステラはさぞかしイイ乗り心地だろうが、我慢してもらうしかない。 しかし、戦闘機から放たれるミサイルはカラミティやガイアを掠め、ガイアとカラミティは放たれる機銃で被弾する。 その度に振動が襲い、クロト、スティングの背に冷や汗が流れる。PS装甲は無限ではない、これ以上浴びれば・・・。 撤退すべき時にしなかった後悔が襲ってくるが、ねじ伏せる。今は悔やんでいる時ではない。移動すべきポイントまではまだかなりある。 しかし・・・ついに最悪の事態が勃発した。 「畜生が、こんの馬鹿MS!」 カラミティの機体が見る見るうちに鉄灰色に変わっていく。PSシフトダウン!無敵の兵器MSがただの兵器に成り下がる時だ。 <オルガぁ!てめーは、いつもいつもいつもドカドカ撃ちすぎなんだよ。バカ、バカ、ぶわ~か!> <うっせーよ> <そんなこと言ってる場合か!> <オルガ。私のせいで・・・> <関係ねえ。元はといや、俺のせいだ。・・・おい、クロト!> <んだよ> <あそこの岩山のとこに俺をおろせ> <何言い出すかねえ、この馬鹿は。地上からギガランチャーと装甲散弾砲であれ全部相手にする気?> <時間を稼いでやるってんだよ。レイダーだけは割と余ってバッテリーだろうが? ステラとスティングのフォローに回れ。 そうすりゃてめえらは確実に> <聞けないね> <おい、ふざけたことぬかしてんじゃねえぞ。状況分かってんのか?> <やだね。そんなら、僕も一緒に戦うだけさ> <甘ったれたことぬかしてんじゃねえ!> <そりゃてめーだろ。俺を残して逃げろなんて、何年前のゲームだよ。今時そんな、くせー台詞!> そう言って、クロトはレイダーを大きく下げた。二発のミサイルがその背に着弾しレイダーが大きく揺れる。 <ぐぁ!・・・誰も言わねーよ!!> <そういうことだな。おい、こうなったら覚悟決めるぞ、あそこで迎え撃つ。ステラ、オルガ、お前達は岩陰から援護しろ> <僕とスティングでなんとかするってわけね。> <まあ、そうだな。ステラ、オルガのフォローに回れ。・・・大丈夫か?> <・・・それほど支障はない。分かった、私がオルガを守る> <くっそぉぉおお、てめーらどいつもこいつも馬鹿ばっかりかよ> <馬鹿はだまってなよ。じゃあ・・・行くぜぇ!!> <おお!> カラミティとガイアをクローから離し、カオスとレイダーは敵に向き直った。 敵が殺到してくる。ウィンダムはともかく、その後ろのダガーLと戦闘機の群れは・・・。 あれを一機落とすにもビームが一発必要なのだ。 そしてPS装甲がつきれば、戦闘機のミサイルでも十分MSは破壊されてしまう。 レイダー以外のMSはどれもバッテリー切れが近い。しかも、カオスのビームライフルの残弾はわずかに3発、ミサイルはゼロ。 敵の数がこんなにも、プレッシャーとなるのは始めての経験だった。 <とにかく、テメエら全部、撃・滅!> <そおら、来やがれ。蚊トンボども!> 必死で気力を奮い起こし、レイダーが破砕球を、カオスが、ビームライフルを構え敵の真っ只中へ飛び込んでいく。 <やっぱ主役は、遅れて登場するもんだよねぇ!> <・・・なんかいっぱい来てるね> 突然飛び込んできた通信に一瞬、スティング達が耳を奪われる。 そして6条のビームが、敵とスティング達の間を薙いだ。 見上げるとフォビドゥンとアビスが上空に浮かんでいた・・・。 <いやぁ、ナタルが遅いから待ち伏せポイント前にしろっていいだしてさぁ。参った、参った> <・・・人のこと遅いって何度も急かしたヤツの台詞とは思えないね> <無事か? ザブナック、ブエル、ルーシェ、オークレー> 次々と、入ってくるアウル、シャニ。ナタルの3人の通信にクロトとスティングは、ホッと一息ついた後 ニヤリとして、武器を構えなおした。来るなら、来やがれ!しかし、敵は2機を見た瞬間、凄まじい勢いで離脱していく。 <はぁあ? な~んか拍子抜けだなぁ・・・> <・・・終わり?> どことなく、不満げな二人の声にスティングは苦笑した。 <いや・・・お前らのおかげだ。正確に言うとナタルの一手目が効いてたってことだがな> <何だよ、そりゃ?> <説明は後だ。オルガとステラを艦に運んでやらねえと> <はぁ? あそこでPSが切れてるオルガはともかく、ステラに何かあったのかよ?> <後だといっただろうが。ちょいと疲れた。今は勘弁してくれ、アウル。> <分かったよ> 通信を切った瞬間、緊張が解け、スティングはすさまじい疲労感に襲われた。 しかし、その疲れすら今は心地よく感じる。全員で生き残った・・・。 心から安堵感が込み上げてきてスティングはしばしその感覚に浸った。 <・・・ワーニャ副指令、命令どおり撤退いたしました> <ご苦労だった。責任は私が持つ、そのまま帰還しろ> ワーニャ司令は、そう言って通信機を置いた。待ち伏せがあったら、すぐに撤退せよと命じたのは 他ならぬワーニャ副司令だった。あの4機の桁外れの力、そして短時間で消息を絶った8機のウィンダム、 理由はそれで十分だった。 (我々の戦いは、まだまだ先が長いのだからな・・・) この戦いで仮に勝てたとして、基地から撤退しなくてはならなくなっては元も子もない。 それにしても、派手にやられたものだ。この復旧、人員に補充、施設の修理・・・頭が痛くなってくる。 ワーニャは、ため息をつきつき司令のいる部屋に向かった。
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残念ながら100mmBにACver2のような拠点攻撃力は無いようです。 -- (名無しさん) 2009-04-09 03 15 53 ジム改EXセッティング-20~+60までできることを確認。 -- (格闘マニア) 2009-04-09 03 16 24 ブルパと100mmBのジム改単体の拠点落としは無理なのか…残念 -- (名無しさん) 2009-04-09 03 16 38 4のセッティング2は700ポイント必要 -- (名無しさん) 2009-04-09 18 12 36 寒冷地A、 高バランサー相手に100mmAを2トリガー当てた後に全弾当ててもダウンせず 100mmの時点で発生してたよろけは寒冷中も継続。 その後3連激まではいった。 完全にダウン値無しではないだろうけど、昔のガトシーみたいに、ほんとに少ないかも -- (名無しさん) 2009-04-13 13 37 53 ↑高バランサー機なら100A9発のあと寒冷B15発射っても三連撃きまる -- (名無しさん) 2009-04-13 20 21 08 サイサ・ゲル・ドム系 全部試しましたが100mmA9→寒冷A15→3連は無理です。 参考までにどの敵相手なのか教えてください ちなみに、100mmA9発→格闘でも1発しか入りません -- (名無しさん) 2009-04-14 07 16 33 ↑9は勘違いだったすまん ただ100マシA3→寒冷マシ15→2.5カウント開けて格闘で三連撃入った -- (名無しさん) 2009-04-14 10 37 04 了解しました。 2.5カウントは厳しいですね… (というよりも、多分ダウン値リセットされてるだけかと) 無敵解除とほぼ同程度のカウントですしね それだと 100mmA9→寒冷A15→2.5カウント待機→100mmA6→3連 が入ると思います (あとで試してみます) 100mmA9発→寒冷A15の最速コンボはタックル〆が安定 と言い切っちゃうのもつまらないので、うまく調節出来たらしたいですね… -- (名無しさん) 2009-04-14 23 12 31 ↑無敵解除は4カウントじゃね? -- (名無しさん) 2009-04-14 23 34 21 その他に射撃コンボ?の威力をのっけてみました。 ギリギリまで射撃入れてタックルするより ダウン値残して3連入れたほうが高威力みたいです。 ただ中バラのデータなので 高バラ相手だとどうなるかはわからんです。 -- (名無しさん) 2009-04-15 22 30 22 ↑検証乙 -- (名無しさん) 2009-04-15 22 48 56 ↑3 約3カウントですよ -- (名無しさん) 2009-04-16 08 15 13 ↑無敵時間は4カウント カウント≠秒 -- (名無しさん) 2009-04-17 11 36 24 無敵時間は約3.5カウント -- (名無しさん) 2009-04-29 14 36 07 100mmAと100mmB併用での拠点撃破までの所要時間はフルで打ち続けて約350カウント。 セット数は数えてない…。 すまない -- (名無しさん) 2009-05-09 17 46 47 上の続き 100mmAとブルバの併用での拠点撃破までの所要時間は約360カウント。 -- (名無しさん) 2009-05-09 17 57 59 ↑検証乙です -- (名無しさん) 2009-05-10 23 01 37 ジムライフルのフルオートに「次弾発射までの間隔が長い」とかってあるとよろしいかと… -- (名無しさん) 2009-06-04 08 58 23 100mAか寒冷B一発でも入れて 即持ち替えて寒冷A撃てば1ヒット ごとによろけるな -- (名無しさん) 2009-06-30 16 41 51 赤鬼にジムライ1→寒A15→3連。141ダメ。 ギャンにジムライ1→寒A15→ジムライ1→3連。156ダメ。 高ダメ一点なら既に記述があるがリロを考えてジムライを二回に分けるのもアリ。 -- (名無しさん) 2009-07-19 01 52 16 ↑※対CPU前提 -- (名無しさん) 2009-07-19 02 23 20 寒Aはアンチにはいいよね。あとは意志疎通が出来る状態で味方の射撃に合わせて叩き込むとか。 -- (名無しさん) 2009-08-29 21 07 58 この機体は集団戦で活かす機体だから射撃戦や乱戦が起きやすい状況で強いね。GCかGUとかかな。 -- (名無しさん) 2009-10-10 01 36 34 ジムライ+バルカン。超遊び!QSをどんどんやろうか。 -- (名無しさん) 2009-10-19 05 34 40 ジム改強いな… ジムライが万能すぎる… 乱戦や偏差撃ちでは100?Bの制圧力が光るし。ジムライにつなげば瞬間数的優位もとりやすい。 寒A無しでもジムライから3連撃でまあ十分な威力。 -- (名無しさん) 2010-05-19 16 03 03 ジム粕の居ないこの戦場にはジムライが使えるのはこいつだけだからな。 ま、俺適には44ではマシンガンよりジムライのほうがいいとおもうけど・・・ -- (名無し さん) 2010-10-19 22 20 39 寒マシB・A選んで敵の前でひたすらクルクル -- (名無しさん) 2011-04-02 18 56 27 Wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- (名無しさん) 2013-04-04 19 10 12 コイツの装甲4速すぎだろ… 性能ぶっ壊れだわwww -- (名無しさん) 2013-04-07 07 03 19 弾幕ごっこ出来て新の近距離機。 -- (IDATEN) 2013-04-11 20 35 49 ジム改止まるんじゃねぇぞ… -- (オルガ) 2019-06-14 22 37 01 オルガ湧いてて草 ホモガキはかえって、どうぞ -- (名無し) 2019-06-15 14 34 57
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不意に鼓膜を何かが揺らし、スティング・オークレーは顔を上げた。 (――何だ?) ゆっくりと左右を見回し、耳を澄ませてみるが、それらしきものは聞こえない。 怪訝に感じながら、彼は首をひねった。 「どうかした?」 ふとそんな声がかけられる。見ると、そこには同じく怪訝そうな顔をしたアウルが あぐらをかいて座っていた。いや、とスティングは頭を振った。 「何でもない。気のせいだと思う」 言いながら立てていた片膝を寝かす。 彼らが居るのは、営地に設置された野営テントの中の一つである。粗悪な電灯に照ら された内部は薄暗く、いくらか物を持ち込むとそれだけで手狭に感じられた。 「ふうん?」 興味もなさそうに相槌をうちつつ、アウルが手にしたものを近付けてくる。 「お前の番だぜ」と言いながら彼が差し出したのは、数枚のカード――ウノである。 どうやってか、私物の中に紛れ込ませていたらしい――である。 心持ち眉を寄せながら、スティングは己の手札を確認した。 その数はアウルのそれより明らかに多い。旗色はあまりよろしくなかった。 「早いとこ引いたら? 迷ってても札は減らないよ」 アウルが茶化す。その言葉にますます眉を寄せて、スティングは彼の手札を凝視した。 とはいえ、言われた通り迷っていたところで札が減る訳ではない。しばし無言で考えて から、彼はゆっくりとアウルの手からカードを引いた。 手首を返して札の裏を確認した瞬間、彼は思わずぱっと破顔した。 「――よし!」 控えめに快哉を呟き、一気に4枚ほど手札からつまみ出して捨てる。 これで大体、札の数は五分にまで減った。どうだ、というふうに彼がアウルを見やると、 しかし彼は相変わらず愉快そうな笑顔を崩しもしなかった。 その笑みが、更に唇がつり上がって深くなる。 「残念でした。ウノ」 死刑宣告のようにアウルは言い放ち、すかさず手札から5枚ほど引き抜いて放り出す。 スティングは目を見開いて凍り付いた。慌ててアウルが出したカードを確かめる。 ドロツー2枚にドロフォー3枚。合計16枚の致命傷である。 「ああー! お、お前、そんなのありか!」 「ありあり。さあ、どうするスティング?」 もはや悦に入ってにやついているアウルに、スティングは言葉に詰まった。 恐る恐る手札を確認するが、無情にもそこには数字しか描いていない。 流石にがっくりとうなだれて、彼はしぶしぶ山札から16枚を引き出した。 その間、アウルは含み笑いなど漏らしていた。 「なんだ、反撃しねえの? つまんねえ。――はい、上がり」 そのまま軽い動作で最後の一枚を捨てる彼に、スティングは盛大に肩を落とした。 馬鹿馬鹿しくなって、片手に溢れているカードを放り出す。アウルが少し顔をしかめて 「投げるなよ」と言ってくるが、スティングは彼を睨み返した。 「うるせえ、ちくしょう、イカサマしてんじゃねえのか」 「する訳ねえし、そんなつまんないこと。運だよ、運」 軽く受け流して肩などすくめつつ、アウルが笑う。 スティングは苦虫を噛み潰したような心地で顔を歪めたが、やがて脱力して嘆息した。 半眼になってアウルを眺め、そうして低い声を出す。 「くそ……いいよもう、お前の相手はしねえ」 そのまま彼が立ち上がろうとすると、アウルが不満そうな声を上げた。 「なんだよ、ちょっと負けたくらいで、いきなり」 言いながらスティングを見上げつつ、ちらばったカードを回収し始める。 彼はまだ続けたそうだったが、スティングは頭を振ってみせた。 「別に、そうじゃねえよ。そもそも、ウノなんかしてる状況じゃねえって話」 「はあ? おい、7回も続けといてそれかよ」 アウルはいささか呆れたふうだった。とん、とその手の中でカードが揃えられる。 スティングは少し決まり悪さを感じる。だが続ける気にはなれなかった。 確かに長々と付き合ったのはこちらであるし、連敗に嫌気が差した部分も大いにあるが、 それとは別のところで彼は気分が優れなかったのである。 「……いいだろ、そう、飽きたんだよ。俺はもう止めとく」 と、両手を挙げて「降参」をしてみせると、アウルはますます訳が分からないといった 様子で首をひねった。怪訝そうな顔で、くしゃりと青い髪をかき上げる。 「分かんねえ。どうしたのさ? ウノがそんなに嫌だった?」 苛立ちではなく、ただ困惑している、という感じの彼に、スティングはばつの悪さと共に ある種の申し訳なさを感じたが、あえてそれを無視した。 「だから、そういうのじゃねえって。止めとこうぜ、こういうのは」 「いや、あのさ――」 埒が明かない、とばかりにアウルが腰を浮かしかけた瞬間、それを制するかのように、 スティングの背後で爆音を模したと思わしき電子音が鳴った。 虚をつかれてスティングは目を見張った。彼越しに向こうを見ているアウルに倣って、 振り返ってみるとそこには寝そべって電子ゲームに興じているクロトの姿があった。 背嚢を枕代わりにした彼は、視線に気付く様子もなく無反応だったが、しばらくして、 「……なに、もう終わり?」 と独り言のような調子で、こちらに目もくれずに呟いた。 スティングは、咄嗟に何と返して良いか分からずに押し黙った。アウルも同じだった。 沈黙の中、クロトは能面のような顔で黙々とゲームを続けていたが、やがてひときわ 大きな電子音が響くとようやく眉を寄せ、表情らしきものを見せた。 彼はそのままゲームの電源を切ると、上半身を起こしてこちらに顔を向けた。 「待機中くらい好きにしてて良いと思うけど。……スティングだっけ?」 名指しにされ、スティングは目を瞬かせながら自分を指差した。 クロトが頷く。彼は身体ごとこちらに向き直ってから、こう続けた。 「お前が何に苛々してんだか、知らねえ。何がそんなに気になる?」 絶句して、スティングは口を手で覆った。 後ろでアウルが、訝しむような声を漏らす。 「……スティング?」 どことなく、探るような響きを帯びた口調の彼を、スティングは渋面を作ったまま見下ろ した。アウルは床にあぐらをかいたまま、じっとこちらを見上げていた。 「いや……その」 スティングは言い淀んだ。別に返答に窮していた訳ではない。 ただ、今更むし返すには、いささか空気を悪くする内容だろうと思って、 口にすることを避けていたのだ。 この際、仕方がないかと思い直して、スティングは控えめに呟いた。 「あいつら、結局、本当に帰って来なかっただろ。どうなったかと思ってさ」 すると、アウルの口の端が少し固くなった。 神妙な顔つきになって彼は俯くと、小さく嘆息して額を押さえる。 一方では、クロトががりがりと後頭部を掻いていた。 予想のついていた反応に、スティングはますます居心地の悪さを感じた。 茶化せる話題ではなかったし、彼を含めて恐らく誰も話したがらない話題だっただろう。 言わなければ良かった、とスティングが後悔を始めていると、不意にアウルが手にした カードを床に置いた。次いで、両手を挙げた「降参」のポーズを取る。 「分かったよ。無理に付き合わせて悪かったね」 ごく淡々とした彼の口調からは、特にこれといった感情は読み取れなかったが―― スティングは彼から目をそらすと、溜め息と共に口を開いた。 「……悪い。頭冷やしてくる」 そのまま二人の反応は見ずに、踵を返してテントの外へ向かう。 背後から視線が追ってくる気配がしたが、スティングはそれらを黙殺した。 外は思いのほか暗かった。 空気の澄んだ夜空は快晴で、満点の星が散っていたが、月が良くなかった。 ごっそりと欠けた三日月は貧弱な白光を放つばかりで頼りない。 やや遠く、いまだ負傷者の治療で慌しい救護テントの喧騒が、 暗い夜のしじまを濁している。 (やれやれ……) そんな中で伸びをして背中を鳴らし、スティングはふうと嘆息した。 どうにも調子が出ていないようだった。行方の知れない二人が気にかかることについて ではない、それを思わず口と態度に出してしまった「らしくなさ」についてだ。 (失敗した。くそ、何やってんだ俺は) 済んだことにいちいち女々しい、と思いつつスティングは頭をかいた。短く切り揃えた 髪は昼間の一件で土が混ざっていて、ざらざらとしていた。 自慢ではないが、自分はそれなりに場の雰囲気を気遣うたちである。 だから当然、あの場で、あのようなことを話に出すのが好ましくないということは理解 できていた。それゆえ黙っていようと思っていたのに、結局はあの通りである。 つくづく、何をやっているんだ俺は、と思い返して、彼は盛大に溜め息をついた。 「……よお、反省タイムはまだ続くのか?」 唐突に横合いから闖入した声に、スティングの肩が思わず跳ねた。 目を見開いて、ゆっくりと発信源の方を見やると、今しがた出てきたテントの側に、 何やらハードカバーの本を片手にオルガが腰を下ろしていた。 ややあって、スティングは詰めていた息を吐き出しながら肩を落とした。 「あんたか……居たのか」 気が付かなかった、というと、オルガは「不注意だな」と言って薄く笑った。 そんな彼は先刻外を見てくると出て行ったきりかなり経っているが、まさかずっとそこに 居たのだろうか。試しに、スティングはその疑問を口にした。 「どこまで行ってたんだ? 向こう、どうだった」 言いながら、親指で作戦部のテントがある方を指差すと、オルガはどこかやる気のない 仕草で肩をすくめてみせた。節くれ立った指が、ハードカバーのページにかかる。 「愚にも付かねえな。軽いパニック状態で、ろくに話が進んでねえ」 軽蔑したことを言っている割に、彼の口調には殊更何の情感も含まれていなかった。 どうでもいいと思っているのかも知れない。ハードカバーがめくられて、スティングを 見ていた双眸がゆっくりと紙面に向けられる。 「……何だそりゃ。勝つ気あるのか、本当に」 流石に顔をしかめてスティングは呟いた。さあな、とオルガが素っ気なく応じる。 ――何となく、そのまま突っ立っているのも居心地が悪かったので、スティングはその オルガの隣に並ぶようにして腰を下ろした。 とりとめもなく質問を続ける。 「次の進攻、いつになるんだ? それも決まってないのか?」 文字を追っていたオルガの視線が、一度浮上して、また沈降した。 「らしいぜ。まあ、これだけ手酷くやられたんじゃ無理もねえが」 身じろぎもせず本を読むかたわら、そんな気のない返事をよこしてくる。ふうん、と スティングは相槌を打って、それから例の救護テントの方へ目を向けた。 通常、軍隊では損耗率が3割を超えた時点で「全滅」とされ、その部隊は組織的な戦闘 能力を失ったとされる。そうなったらすぐ後退して再編成を行わなければならない。 ひるがえって、今の自分達はどうかというと、それに近いものがあった。 損耗率は2割。更に基幹要員たる士官の死亡が、建て直しを更に困難にしている。 (それに加えて、モビルスーツだ。あいつら、どこから出てきたんだ?) 救護テントから視線を外し、俯きがちにスティングは眉を寄せた。 現在、地球圏において唯一モビルスーツを軍用兵器として運用しうる組織は、遥か遠方の カーペンタリアに駐留するザフト軍のみである。 連合の勢力圏を一足飛びに飛び越えて、いきなり彼らが赤道連合領内に出現するとは 考え難いから、恐らくその支援を受けている別組織だろうとスティングは考えている。 しかし、分からないのはその理由だ。内部に混乱を呼ぶのが目的だとしても、今のところ 中立に近い赤道連合をあえて刺激するメリットがあるとは思えない。 相手の目的が分からない以上、確かに迂闊に動くことは得策ではない――恐らく、 再進攻はもっと先の話になるだろうと予感して、スティングはまた深く溜め息をついた。 ぱらり、と乾いた音をたててオルガがページをめくった。 「仲間が心配か?」 え、と目を瞬いてスティングは彼を振り返った。オルガはハードカバーの端に指をかけた まま、首だけ回してこちらを向いたところだった。 きょとんとするスティングに、オルガは聞こえなかったと思ったのか、 「仲間が心配か、と聞いたんだ」 と、念を押すように繰り返した。 「え、あ、ああ」 どもりつつ咄嗟に頷いて、頷いてから、どうしていきなりこの質問が出てくるのかと スティングは訝った。脈絡がないように思えたのだ。それをそのまま口に出す。 「それは、まあ……でも何で?」 するとオルガは、再びぺらりとページをめくって、視線を本に戻しながら答えた。 「中の話が聞こえた。意外と薄いぜ、このテント」 そう言われて、咄嗟にスティングは身体ごと背後のテントに向き直った。 実際に厚みを確かめるようにして、合皮素材の表面に触れる。 だが予想に反して指先に伝わってきたのは、しっかりと厚ぼったいテントの感触だった。 試しに耳を当ててみると、確かに中から物音は聞こえてくるが、「話が聞こえた」と オルガが言ったように、内容の見当がつく明瞭さではない。 (……何だ? 耳がいいのか?) どこか腑に落ちない感じを覚えつつ、スティングはオルガを横目にした。 彼は早くもそのページを読み終えたらしく、次をめくるべく端に指をかけていた。 その姿に、またしてもスティングは違和感を覚える。 (そういえば、こいつ、本ちゃんと読めてるのか?) 読み進めるスピードが異様に早い。速読というやつだろうか。 というか、それ以前に、この暗さで果たして文字が見えているのだろうか。 スティングがじっと彼の手元を見つめていると、視線に気付いたオルガが顔を上げる。 「何だ? 読みたいのか」 「いや……あんた、読むの早いな」 スティングがそう言うと、オルガは不思議そうに目を丸くした。 「そうか? 普通だろ」 そんなふうに言いながら、ページの端を折ってハードカバーを閉じる。 漫画ならともかく、20秒で小説の見開きを読破する早さが一般的かは怪しかったが、 スティングがそう口にする前に、オルガが思い出したように続けた。 「ああ、でもまあ、俺も“処理速度の向上”はされてるからなあ。普通じゃあないかもな」 あと精度もか、と付け足す彼の言うことが、一瞬理解できずにスティングは呆けたような 顔を晒してしまった。やや遅れて、発言の意味を察して得心する。 (――そうか。こいつ、エクステンデッドじゃないんだ) それまで何となく感じていた違和感の正体を掴んだような気がして、 スティングは胸中でひとり頷いた。 自分達は確かに強化人間だが、この男はブーステッドマンだ。 強化処理の方法も違えば箇所も違う。それだけといえば、それだけのことなのだが。 神妙な顔をして黙り込んだこちらを訝ったのか、オルガが少し怪訝そうな顔をする。 「……おい? どうした、俺の顔に何か付いてんのか?」 ああ、いや、とスティングは手を振って否定した。 「そういう訳じゃないんだ、悪い。ちょっとぼーっとしてて」 そう答えると、ふむ、と呟いてオルガがかすかに首を傾げる。彼はしばらく、何か考え 込むような表情でまじまじとスティングの顔を見ていたが、やがてふっと息を吐いた。 そのままハードカバーの角を肩に乗せ、予備動作もなく立ち上がる。 ぽかんと見上げるスティングを見下ろし、彼はこんな科白を投げてきた。 「……まあ、なんだ。いきなり味方が行方不明になって気になるのは仕方ねえけどよ」 いかにも慣れていない、といった様子でさ迷う視線と言葉を選ぶ逡巡を見せ、 「大丈夫だろ。あの小さい子も強化人間だ。それにあの薄暗い男、あいつは耐久実験で どてっ腹に二十も穴開けて生きてた怪物だ。そうそう殺されやしねえよ」 何とも言い難いフォローを口にして、ぽんぽん、と軽く頭を叩いてきた。 完全に反応に窮してスティングは言葉に詰まる。何と答えたら良いのか分からない。 とにかく返事をしなければと、「ああ」だか「うん」だか分からない声を漏らすと、 オルガは満足したように――微妙に誤解があるが――口の端を上げた。 「おし。じゃ、そろそろ中戻るか」 言うなり、つま先をテントの方へ向ける。 スティングは、はあ、とまた曖昧に呟いて、たった今オルガの触った頭に手をやった。 何と言うか――盛大に子供扱いされた気がする。 釈然としないまま、テントの入り口をめくろうとしている彼を見やって、スティングは ぼんやりと考えた。ブーステッドマンだから、ではないのかも知れない。 この男はこの男で、少し変な奴なのではないかと。 (……まあ、どうでもいいか) 自分でも何やらよく分からなくなってきたので、そこで思考を打ち切ってスティングは 立ち上がった。そのままオルガに倣ってテントに戻ろうとし―― 「そこまでだ。お前達、戻らなくて良いぞ」 背後から飛んできた声に動きを止められた。
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ひどい鉄の匂いがしていた。 無論、それしかしない訳ではない筈だが、鼻についてしまったとでも言うのか、アウル・ニーダにはそれしか感じられなかった。それは血の匂いであったり銃火器の匂いであったりしたが、お世辞にも良い匂いと言えないのは確かだった。 全く胸が悪くなる、とアウルは支給品のインスタント・オレンジジュースをあおった。 そして顔をしかめる。ろくな味ではなかった。 「……ひでえな」 まるで代弁するようにスティングが呟いたので、アウルはいささか驚いて彼を見た。 とはいえ相手にそんなつもりはなかったようで、彼は装填途中の薬莢と小銃を足の間に置いてあぐらをかいているだけだった。その右頬は一面ガーゼで覆われている。 奇襲から逃げてくる途中、飛び出していた木の枝で派手に切ったのだ。 銃弾は一発も掠っていないくせに、そういうどうでもいいところで負傷するのはどうかとアウルは思ったが、今更なので口にはしない。 それより、と彼はゆっくりとスティングが眺めている方へ目をやった。 確かにそれはひどい光景だった。 AD世紀の野戦病院のよう、といえば一番近いだろうか。 営地まで後退したはいいが、その後は悲惨なものだった。あちこちで負傷者が苦悶の声を上げており、それを明らかに数の足りていない衛生兵が救護して回っている。 そして人手が足りない以上に、物資自体が不足していた。 治療用の薬や器具などである。 アウルに言わせれば、たかがテロリスト相手とはいえ、そんなところで出し惜しみをする 赤道連合軍の気が知れなかったが、例のクロトによるとかの国の経済状況を考えれば、これは無理からぬことであるらしい。 だが、実際に戦っているアウルにとってはあまり関係のない話である。赤道連合の国庫がどれだけ窮乏していようが、現実に戦場に出るのは財務省の役人ではないのだ。 これがお役所仕事というやつか、と彼が胸中で唾棄していると、駆け回る人々を器用に避けながら、二つの人影が歩調も早くこちらへ向かってくるのが見えた。 アジア系が大半を占める中、ひときわ目立つ金髪と赤毛。オルガとクロトである。 「どうだった?」 あまり気は進まないながらも、一応率先してアウルは彼らに声をかけた。 オルガたちは近くまでやってくると足を止め、難しい顔をして頭を振った。 「駄目だ。やっぱどこにも居ねえ」 「無線も探知も全滅。ラボの連中も完全に見失っちまったらしい」 つくづくうんざりしたように言うクロトに、スティングが失望したような溜め息をついた。 アウルは嘆息こそしなかったが、眉間に皺が寄るのは止められなかった。 ――今、ここに居るのは彼とスティング、そしてクロトとオルガの4人だけである。 襲撃直後に別れて以来、ステラとシャニの姿は見ていない。 あの状況で更に敵地へ進む程彼らは愚かではない筈だが、ここ以外に戻ってくるところもないことを考えると、森で迷うか捕まるかした可能性が高い。 無論、もっと高い可能性もあるのだが、それについて考えることに意味はなかった。 心なしか意気消沈した様子で、スティングがぼそりと呟いた。 「無事かな……あいつら」 するとオルガが肩をすくめた。彼は「さあな」と素っ気なく言うと、どこからともなく薄汚れてぼろぼろの冊子を取り出した。そのまま軽く放ってくる。 反射的にそれを受け取って、アウルは中を開いてみた。 「……何これ、日記?」 解読不能の記号の羅列の中に、辛うじて「4/16」という表記を見つけてアウルは呟いた。およそ一週間前の日付である。状況を考えるとこれが誰の持ち物なのかは察しがついたが、しかし同時に信じられないことでもあった。 立ち上がったスティングが、横合いから冊子を覗き込んでくる。 「テロリストの――てことはねえか。わざとらしすぎる」 確かに、とアウルは無言で頷いて同意を示した。 通常、防諜の観点からみて、行軍中に日記をつけるなど自殺行為である。この場合はテロである訳だが、あれだけ大がかりな罠を企てていた以上、そして正規軍の情報部がそれを察知できなかった以上、相手の情報戦能力はそれなりに高い筈である。 とすれば、考えられることは一つしかない。 「罠じゃん? どう見たって」 ごく常識的にアウルは言った。クロトが浅く首肯する。 「だろうね。そんなことも分からない程、赤道連合の情報部は馬鹿だったらしいよ」 「何だって?」 スティングが目を丸くした。クロトはただでさえ目つきの悪い三白眼を更に険しくして、傲然と顎を上げた。そうすると小柄な――人のことを言えた義理ではないが――彼を、何やら妙な威圧感のようなものが取り巻いた。 「これが見つかったのが4日前。暗号化なんかされてねえ、普通にここらの土地の言葉で書いてあった。それで中身の通りに3日前のクーデター」 「で、中身の通りに連中の本拠地目指してこの様って訳だ。ま、それで罠だって分かって、こいつも用済みだっていうから頂いてきたんだが……たまんねえな」 疲れたように吐き捨てるオルガからは、もう怒りを通り越して呆れしか感じられない。 呆気に取られたのはアウルだ。何となくスティングと顔を見合わせるが、彼も似たような表情をしている。そのまま二人して視線をスライドさせて、辺りの阿鼻叫喚の様を見る。 あそこの彼らが、一体誰の所為で傷つく羽目になったというのか? 額にかっと熱が集まるのをアウルは感じた。 「ふっ――ざけんな! 何だよそれ、信じらんねえ!」 湧き上がった怒りのままに、地面に置いてあった背嚢を蹴り飛ばす。 武器の詰まった背嚢は重いが、アウルとて強化兵士である。妙に鈍い音がして、背嚢は2メートルほど吹き飛んだ。スティングが慌てたように制止に入る。 「や、止めろって! お前が怒ってどうするんだ」 言って後ろから肩を掴む手を、アウルは乱暴に振り払って彼に向き直った。 「スティング! 何だってお前はそう――」 喧々と怒鳴り返そうとしたところで、横から手が伸びてきてアウルの視界を塞ぐ。 一瞬、虚をつかれて声が詰まり、そちらを振り向くと、不機嫌そうにこちらを見ているクロトと目が合った。そのまま、彼は低い声で言った。 「止めろっての。ここでてめえが喚いたって、ここの情報将校の頭が回るようになる訳じゃねえ。話聞く気がないんだったら、どっかよそへ行きな」 にべもない。容赦もない。冷ややかなクロトの双眸に、強引ながら冷静さを呼び戻され、 アウルはしぶしぶ握り締めていた拳と肩から力を抜いた。 すると、それまで黙って成り行きを傍観していたオルガが口を開く。 「……で、続けていいのか?」 その妙に落ち着き払った言い方に、聞き分けのない子供を相手にするような雰囲気を読み取ってアウルはむっとしたが、ここで言い返しては本末転倒である。 無言でじろりとオルガを睨むアウルを横目にして、スティングが「ああ」と首肯した。 「まあ、それでだ。こいつにゃもう大して価値もねえんだが……ここがちょっとな」 アウルの手から日記を抜き取って、オルガがとあるページを開く。アウルが覗き込むと、そこにはお世辞にも絵心があるとは言えない筆致で、地図のようなものが描かれている。 同時に、クロトが隣でちゃんとした地図を地面に広げ始めた。その脇にオルガがかがみ込んで、日記の地図をその上に置く。アウルは首をひねった。 「これって、この辺の地図? さっき僕らが通ってきたとこじゃん」 「いや、待て。違うぞ」 だが、オルガに倣って地図の側に座り込んだスティングが首を振る。彼はクロトの地図の一点を指差すと、日記と見比べながら言った。 「こっちの日記、ここに何もねえことになってる。これ、何だ?」 彼の指の先には、太陽を少し変形させたような記号が描かれている。それが森の真ん中に、ぽつんと存在しているのだ。クロトが一度だけ頷いた。 「発電所さ。もっとも何十年か前にお役御免になったらしいけど。で、原子力じゃない」 「今も動くってこと?」 驚いてアウルは訊き返した。先日打ち込まれたばかりのニュートロンジャマーの影響で、地球上では原子力発電が行えなくなったばかりである。 代替となる発電施設の確保は、最優先の急務である筈だ。 顔つきをいくぶん鋭くして、オルガが答えた。 「可能性はある。それで、この日記なんだが、これだけ他は詳しく描いてある割に、ここだけ抜けてるってのは不自然だと思わねえか?」 その言葉を怪訝に思いながら、アウルはじっとその日記と地図を見比べた。 確かに、言われてみれば日記の地図はえらく詳細である。 地形の正確さという点ではクロトの地図に及ぶべくもないのだが、細々とした地名や施設の所在などはかえってよく網羅しているくらいである。 それなのに、この発電所だけが欠けている。 クロトがオルガの言葉を引き継いで続けた。 「この日記は罠の布石だ。見事に引っかかってから言うのも何だけど、向こうに不都合な情報はそうそう載せてない筈なんだ。それが大事なものなら尚更ね」 何となく彼の言いたいことが見えてきて、アウルは神妙に押し黙った。スティングが一度、うまく呑み込めていないような顔をして、それからあっと声を上げる。 「――そうか、ジンの動力か!」 オルガがにやりと笑みを浮かべた。 「ご明察」
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シナリオ攻略 シナリオ クリア ボーナス CAPITAL ACE POINT CLEAR BREAK1 BREAK2 SECRET1 SECRET2 IMPACT 1位 2位 3位 16000 15000 15000 15000 15000 15000 +60 +50 +40 勝利条件 敵軍ユニットの全滅 敗北条件 マスターユニットが撃破もしくは自軍ユニットの全滅 攻略条件 BREAK TRIGGER 5ターン以内にスコアポイントを7500以上獲得(NORMAL)5ターン以内にスコアポイントを30000以上獲得(HELL) 5ターン以内にドライセンを10機以上撃破 CHALLENGE MISSION 4ターン以内にスコアポイントを7500以上獲得できるか?(NORMAL)4ターン以内にスコアポイントを30000以上獲得できるか?(HELL) ドライセンをあと10機撃破するまでにジュドーはラカンを撃破できるか? OVER IMPACT 5ターン以内にシローがギニアスを撃破 初期配置 自軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 クサナギ レドニル・キサカ 1 アークエンジェル マリュー・ラミアス(C.E.71) 1 L エールストライクガンダム ムウ・ラ・フラガ 1 出撃済 M ジャスティスガンダム アスラン・ザラ(C.E.71) 1 M フリーダムガンダム キラ・ヤマト(C.E.71) 1 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 レイダーガンダム クロト・ブエル 1 フォビドゥンガンダム シャニ・アンドラス 1 カラミティガンダム オルガ・サブナック 1 ストライクダガー 地球連合兵 18 増援 1ターン経過、MAP左に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ストライクダガー 地球連合兵 3 2ターン経過、MAP右に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ストライクダガー 地球連合兵 3 3ターン経過、MAP左に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ストライクダガー 地球連合兵 3 4ターン経過、MAP右に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ストライクダガー 地球連合兵 3 BREAK TRIGGER1 増援 MAP2上に出現 自軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 アーガマ ブライト・ノア(U.C.0087) 1 L M Gフォートレス ジュドー・アーシタ 1 出撃済 百式 ビーチャ・オーレグ 1 艦載機 Zガンダム ルー・ルカ 1 艦載機 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様) エル・ビアンノ 1 艦載機 メガライダー イーノ・アッバーブ 1 艦載機 MAP1上に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ドライセン(SFS) ネオ・ジオン兵 6 MAP2下に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 メロゥド ネオ・ジオン士官 1 L ドライセン(SFS) ネオ・ジオン兵 3 艦載機 ザクIII(SFS) ラカン・ダカラン 1 ドライセン(SFS) ネオ・ジオン兵 9 シークレット CHALLENGE MISSION1達成時、MAP1上に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ジョンブルガンダム ジェントル・チャップマン 1 カッシング ニューロ 4 BREAK TRIGGER2 増援 MAP1上に拡張出現 自軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 M ガンダムEz8 シロー・アマダ 1 MAP1上に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 アプサラスIII ギニアス・サハリン 1 アプサラスII ジオン兵 2 グフフライトタイプ ジオン兵 4 ドム ジオン兵 6 シークレット CHALLENGE MISSION2達成時、MAP1上に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ブルッケング(指揮官機) ルペ・シノ 1 ブルッケング ニューロ 4 OVER IMPACT インパクト軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 アーガマ ブライト・ノア(U.C.0087) 1 L ZZガンダム ジュドー・アーシタ 1 百式 ビーチャ・オーレグ 1 Zガンダム ルー・ルカ 1 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様) エル・ビアンノ 1 メガライダー イーノ・アッバーブ 1 ジャスティスガンダム アスラン・ザラ(C.E.71) 1 フリーダムガンダム キラ・ヤマト(C.E.71) 1 ガンダムEz8 シロー・アマダ 1 解説 インパクトまで全部起こすとなるときちんとした前準備が無いとつらいステージ。足の速い戦艦とマルチロック機を用意しよう。 マスドライバー、上空マップ、ブレイク2発生後の建物、コロニー落下地点周辺と地上ユニットが進入不可能な地形が多く登場するステージでもある。できるだけ飛行ユニットで固めるか、キャピタルはかかるがテレストリアル・エンジンやネオ・クラフトエンジンを用意したい。 ストライクダガーは1機につきスコア200。増援含めて30機しか登場しないため普通に撃墜しただけではスコアが足りなくなる。 ゲストに回収を習得させておくと非常に楽になる。ない場合は支援やオーバーキルを駆使しよう。 回収LvMAXだと1機につき400。クリティカルやオーバーキルも含めるとストライクダガー16~17機程度でブレイク条件を達成できてしまう。後述の増援を出したい場合は手加減も必要になってくる。 オルガ、シャニ、クロトはいずれか一人を撃墜すると残る2人も撤退する。ぎりぎりまで削ってマルチロックで。 4ターン目と5ターン目の増援はアークエンジェル&クサナギの真横に出るが、森の中のため移動が遅い。1~2ターンぐらいは放置しても問題ない。 増援のダガーを出し切る前にスコアを稼ぎブレイクを起こすと、増援がそこで終わりになる。経験値を稼ぎたい時などは注意。 ただし出し切りのターンだとギリギリでチャレンジ失敗となる。ストライクダガー3機と捕獲可能なカッシング4機+ジョンブルガンダムの選択。 回収や刻苦などを準備できなかった場合も、マスターでの支援を最大限活用(6機支援)すれば届くようになっている。アスランがスキルを使えばクリティカルでさらに楽になる。位置取りは大変だが、自軍マスター2機とキラ・アスランの計4機で最大限支援させるとOVERKILL等でオルガ達を撃墜しなくても届く。 そもそもスコアを上げるコツは「OVERKILL」と「クリティカル(CRT)」。OVERKILLはダメージによって倍率が上がる。またテンションUPを持つキャラをマスターに据えると毎回CRT、支援機もCRT率の高いスナイパーやバルカンで支援するとさらにスコアが上がりやすい。 ちなみに初期配置のフリーダムはストライクダガー3機をMAP兵器に巻き込める位置にいる。マスタースキルも移動後攻撃可なので、上手く使っていこう ブレイク1でアークエンジェルとストライクは撤退。ドライセンに囲まれると残されたクサナギが危ない。 原作の種では、キラとアスランが和解し共闘することになるシナリオだが、直前のアラスカでアークエンジェルを離れたはずのナタルが、なぜかまだアークエンジェルの副長に配置されている。 チャレンジ1のチャップマンは自軍戦艦の初期位置よりも上に出現する。戦艦2隻は上下に分けておこう。 即座に対応しないとクサナギがMAP兵器(狙撃)を食らうので危険。 メロゥドは放っておくとかなり長い間移動しないで上空に待機している。搭載機を捕獲する気ならうっかりしないように。 なお、ジュドーのZZガンダムは何故かMAP兵器が使用不可になっている。 ブレイク2は自ターンで起こさないと援軍のシローがA5のウルフのごとく蒸発する危険がある。自軍は極力上側に寄せておくこと。 拡張されたマップのうちジオン兵が出現する範囲はコロニーが落ちた影響で移動が制限される地形となっている。地上よりも空中の方が制限が大きいので、適性が同じなら歩いた方が移動しやすい。 OPネオ・クラフトエンジンを付けていれば移動が制限されずに済む。戦艦に付けておけば快適に進軍可能。 アプサラスIIから上のラインは地上ユニットが進入不可能となっているが、そこに出現するアプサラスIIIとグフフライトタイプはインパクト条件ターン内には移動を開始するため、慌て過ぎる必要はない。 このマップで登場するアプサラスは難易度ノーマルだと全機マップ兵器不所持。 アプサラスIIIをシロー搭乗Ez8のビームサーベルで撃墜するとギャラリーと同様の特殊演出が発生する。ただしうまく誘導しないと地上ユニットが進入不可能な地形の上に陣取られたりしてなかなか見れない。 インパクト後はガンダムチームをまるごと捕獲するチャンス。下側を担当していたグループは即座にアーガマを墜とせるよう準備しておこう。 フリーダムとジャスティスはパイロット能力も相まって放置しておけない性能。こちらも即撃墜できるようにしておきたい。 上記に比べてEz8は格段に相手がしやすい。ただし180mmキャノンには注意。
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PC一覧-あさみ- 宮下 和馬 エル シエル トート ノア・レイクス ブリジット・エルヴェシウス オルガ レルム ミー 藤白幸人 宮下 和馬…7 エル…15/1 シエル…8 トート…9 ノア・レイクス…4 ブリジット・エルヴェシウス…7 オルガ…4 レルム…6 ミー…4 幸人…2 スヴェン…7
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974 通常の名無しさんの3倍2016/10/20(木) 22 18 25.97 ID MaGmLMCl0 972 乙ー 三日月「オルガ、1000到達のためにはどうすればいい?」 976 通常の名無しさんの3倍2016/10/21(金) 02 00 06.80 ID ZHPqYive0 974 オルテガ「知らんがな」ホジホジ 984 通常の名無しさんの3倍2016/10/21(金) 20 15 36.13 ID 4Y0SchpH0 976 三日月「あんたじゃない…『オルガ』に聞いてるんだ…」(メイスステンバーイ 985 通常の名無しさんの3倍2016/10/21(金) 22 23 20.92 ID uG9z+LHD0 984 オルガ(・サブナック)「あ?ごちゃごちゃぬかしてっとエンドオブワールドすっぞゴラァ」 986 通常の名無しさんの3倍2016/10/22(土) 00 10 09.80 ID h1T/gEBk0 985 三日月「あんたでもない…俺は『オルガ・イツカ』に聞いてるんだ…!」(レンチメイスステンバーイ イオ「手当たり次第かよミカ…!」 989 通常の名無しさんの3倍2016/10/22(土) 01 51 35.81 ID y6tniAtuO トロワ「…そろそろ始めるか、俺の 1000取りショーを」 990 通常の名無しさんの3倍2016/10/22(土) 02 02 15.67 ID y6tniAtuO アムロ「 1000ならセレーネに彼氏ができる、と」 セレーネ「ちょっと兄さん!おざなりすぎない? 1000も全然遠いし」 アムロ「うるさい俺はもう疲れたんだ。どうせ俺の妹は一生AIフェチの独身女なんだ…ハハハ」 シロー「アムロ兄さんが遠い目をしている…」 998 通常の名無しさんの3倍2016/10/23(日) 00 30 48.30 ID jtuTUHAqO お、どうやら完走できそうだな。よかったなキャプテン 999 通常の名無しさんの3倍2016/10/23(日) 00 41 56.45 ID pqr9MUTe0 キャプテン「今なら言える! 999ならばこのスレの完走確率は100%だと!」 シン「(ロボットとしてそれはどうなんだと思うけど、キャプテン程の高性能AIなら自信をつけさせて更に機能が向上するのかもしれないのか?なら、俺が突っ込まない方が良いのか?)」 1000 通常の名無しさんの3倍2016/10/23(日) 00 44 22.35 ID KAdqXNII0 三日月「1000なら大仕事が舞い込んでくる…といいけど」
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◆IOg1FjsOH2 47 禁じられし厄災が強襲する ディアッカ・エルスマン@機動戦士ガンダムSEED(エミヤ@Fate/stay night)、オルガ・サブナック@機動戦士ガンダムSEED(北岡秀一@仮面ライダー龍騎)、クロト・ブエル@機動戦士ガンダムSEED(てっきゅうまじん@ドラゴンクエストシリーズ)、シャニ・アンドラス@機動戦士ガンダムSEED(中野三玖@五等分の花嫁) 不明 不明 キャラクターを登場させた回数 【1回】 (ディアッカ・エルスマン)、(オルガ・サブナック)、(クロト・ブエル)、(シャニ・アンドラス)
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【あ】 アースクエイク ロストテクノロジー。テオドア・アザルトの特殊攻撃。 アキレス(アキレス・ダン・ゴード) ルスラン王国国王。 悪魔憑き 魔導。アルゴス・ネクロスの特殊攻撃。 悪魔の雫 ワインの銘柄の一つ。アイテム。 アザルト城 アザルト連邦の本城。 アザルト連邦 リリーアヌ率いる国家。無印に登場。 アジール城 裁断窟の南に位置するネクロスの拠点。 アルケイン(アルエルゴ・V・アルケイン) ネクロス王国及び魔導帝国ネクロスの不死将軍。 アルゴス城 アルゴス帝国の本城。 アルゴス帝国 ナイナス率いる国家。 暗黒騎士 剣系ジョブ。 暗礁海域ギズモ 2に登場する戦場の一つ。 アンノウン ミラージュナイトの一員。未登場NPC。 【い】 イルミ街道 テオドア側のアルゴス城前戦場。 【う】 ウンディーネ 風呂場でマリアベルが召喚した。 【え】 衛生兵 剣系ジョブ。 エナン (エナン・バル・ザムング) アルゴス帝国将軍。ガンダタの娘で見た目にそぐわぬ怪力の持ち主。 エルフ オルガ大陸に存在する稀少種族の一つ。 エルフ保護区 2に登場する戦場の一つ。大陸北西部に位置する。 【お】 鬼弓士 弓系ジョブ。 オフィーリア テオドア共和国国王。テオドアの巫女にして伝説の三勇者の一人。 オモイカネ シズスナによって起動されたロストテクノロジー。古代人の叡智を保管する目的のために活動し、その能力はきわめて高い。 オルガ解放戦線 2に登場する勢力の一つ。盟主はレオ。 オルガ大陸 ゲームの舞台となる大陸。 オルソー テオドア共和国将軍。時期国王候補として大切に育てられている。 オルトス ミラージュナイト(0)の一員。未登場NPC。